
チューリップ100球計画実施の理由

管理人は、本州で暮らしていた頃から、春の花としてチューリップは特に好きな存在でした。ただ、暑さと雨で、開花後にすぐ花が傷んでしまうことも多く、いつも物足りなさを感じていました…。
ところが、北海道・道東に引っ越してきたところ、春の気温が低いではないですか!
しかも、本州に比べて雨が圧倒的に少ない!
こ、これは…
もしかしたら、「北海道では長くチューリップを楽しめるのでは?」と思い、思いきって100球の球根を植えてみることにしたんです。
植え付け場所の整備
植え付け場所は、自宅裏手の北側に決定!
でも実は、この裏庭、最初は荒れ放題の状態だったのです。

このノムラモミジは、もともとここに植わっていたものです。春夏秋冬の変化がとても美しく、お気に入りです。
実は、どうしても、ノムラモミジ(写真の赤黒い樹木)の足元にチューリップを植えたかったので、ここに住んでから、裏庭の整備を進めつつ、日当たりを確認していたのです( ̄ー ̄)
ここは100坪近くあり、広いし、東側が開けているので、ガーデニングに使わない手はない!(笑)

整備してみると、北側とはいえ日当たりは悪くなく、チューリップを植える予定の場所は、「開花期には午前中に朝日が当たり、午後はフェンスのおかげで日陰になるので丁度良さそう」ということで、決めました。
サークル花壇づくりの記録
ノムラモミジの足元を、ぐるりとレンガで囲い、サークル花壇を作っていきます。モルタルは使わず、いつでも好きな形に変更できるようにしています。

レンガを何度も仮置きして、球根が100球、収まるか!?楽しみながら作業しました。

球根の植え付け
球根を植え付けたのは、11月初旬。予定より少し遅くなりました。

土は特別に良いというわけではありませんでしたが、明らかに悪いということもなく、特に土壌改良はせず、そのまま植え付けを行いました。
発芽から開花までの経過記録
翌年の3月29日。芽が出始めました!

そして約3週間後の4月21日には、ほとんどの球根から芽が出揃いました!

地面がひび割れていますが、天気予報では翌日雨なので、水やりはしませんでした。
5月9日。何色か分かるようになり、花が咲き始めました。

5月12日。ほとんどのチューリップが開花!

球根は、どこに何色が植えてあるのか分からない状態だったのですが、バランスよく咲いていると思います。すごく可愛い!

5月16日。どれも状態は良い感じです。


5月18日。結構開いてきましたねー。


5月21日頃には、ほとんどの花が終わりに近づいてきました。

花びらが落ち始めたものから茎を切っておきました。

最終的に5月末頃までチューリップを楽しむことができました!
こんなに長く綺麗に咲いてくれるとは…!
100球の春、「完」です\(^_^)/
北海道では11月上旬までに植え付けを済ませれば、来春の開花にじゅうぶん間に合います。
これらの球根は販売期間や入荷数が限られているため、気になる方は早めの準備がおすすめです。
気になる品種やお買い得セットを選んで、春の庭に咲く「北国ならではのチューリップの景色」をぜひ再現してみてください。
管理人は楽天市場での購入をおすすめしています。 理由は以下の5つになります。🌼 品種が豊富
🌼 お買い得な球根セットが多数
🌼 楽天ポイントが貯まる
🌼 販売前の予約注文が可能(売り切れ対策に◎)
🌼 注文から到着までが比較的スムーズで、通常5日前後で届く
チューリップのほかにも、今が植えどきの秋植え球根や秋植え植物が多数そろっています。
チューリップ100球計画を振り返って
「チューリップを100球植えたい!」という強い思いから始まったこの計画は、荒れ放題だった裏庭をどう整備するかを考える、ひとつのきっかけにもなりました。
事前に日当たりをきちんとチェックしたことで、北側・半日陰という条件でも、チューリップはみごとに咲いてくれました。
他にもいろいろな植物が育ちそうだと分かり、これから裏庭の計画をさらに進めていく予定です。
実は、ご近所さんから「花壇のデザインが素敵だね~、素晴らしいわ~。」と褒めていただいたのですが、正直ちょっと驚いてしまいました。
というのも、本州ではこういう“樹木の下にサークル花壇”という植栽デザイン、特別珍しいものではないからです。
以前のコラムでもお話したように、北海道では、円形や四角、三角などの幾何学模様に ”花を植えるスタイル” はよく見かけますが、 “庭をデザインする” ような植栽は、あまり一般的ではないのかもしれません。
きっとその違いが、ご近所さんの目には、思いがけず新鮮に映ったのだと思います。
北海道の春は気温が低く、開花前に雨が降ったものの、開花中は天気に恵まれたため、チューリップの花もちが予想以上に良かったのも印象的でした。
開花時期が少しずつ異なる品種が混ざっていたおかげで、長く咲き続けてくれました。こんなにもチューリップを長く楽しめるとは。「本当に北海道って、チューリップ栽培に向いてるんだな」と改めて感じました。
これからも、こうした北海道の気候を活かした庭づくりを少しずつ楽しんでいけたらと思います。
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