【宿根草】ルピナス(混合種)

kikori
kikori

こんにちは!kikoriです。北海道・道東で趣味のガーデニングをしています。「ルピナス」は、北海道ではお馴染みですが、その魅力を語ります♪越冬・夏越しし、毎年、大きな花を咲かせてくれるので、大活躍です♪

ルピナスとは

特徴

裏庭のルピナス

ルピナスは、長く伸びる花穂が立派で、花穂の色は、赤、白、紫、青、ピンク、オレンジなど色々あり、品種も様々です。草丈は、40㎝以上とそこそこ高いので、遠くからでもよく目立ち、北海道の広いお庭にピッタリだと思います。

上の写真のルピナスは、kikoriの家の裏庭に生えていたものです。以前、住んでいた方が植えたのでしょうか。毎年、裏庭のあちこちから出てきて美しい花を咲かせてくれています。

マメ科の植物なので、あまり土壌を選ばずに生育できるところもルピナスの大きな魅力でしょう♪
参考記事:マメ科の肥料について

直根性なので、移植を好みませんが、根と土をなるべく崩さないように植え替えして、再びシャキッとするまで毎日水やりすれば大丈夫です。雨が続くような時がおすすめ♪

ルピナスは、花穂が美しいことが目立ちますが、葉っぱだけでも十分楽しめるとkikoriは、個人的に思っています。半日陰でも花は咲きますし、花が終わったらカラーリーフとしても存在感があると思います。

半日陰のルピナスの葉

半日陰のルピナスの葉は、やはり大きめですが弱弱しく、柔らかい感じです。ここは、自然の腐葉土がたっぷりある土壌となっています。

日当たりガンガンの場所のルピナスの葉と蕾についた雨露

こちらはkikoriが種から育てたルピナスの葉と蕾です。日当たりがすごい場所だし、越冬したての株なので、葉がしっかりしていますね。雨の日に、葉に付いた雨露がすご~く綺麗(≧▽≦)☆彡

ルピナスは北海道ならでは

北海道では定番のルピナスですが、高温多湿に弱いので本州では夏越しが難しいです。kikoriが本州にいたころ、植えているお宅を見たことがありませんでした。kikoriも、北海道に来るまでは、育てたことがありませんでした。残念ながら本州ではほぼ人気が無いと言っても良いでしょう。

本州のお庭は北海道ほど広くないことが多いですし、そこにルピナスは存在感がありすぎるので、取り入れ方が少し難しいというところもあるのかもしれませんね。近くで見ると少し気持ち悪いと感じる人もいるようです(;^_^A

北海道では宿根し、多年草として育てることができるので、北海道ガーデニングでは、是非、取り入れたい植物だと思います♪

kikoriはルピナスを育ててみて、北海道って貴重な場所だとつくづく思ったのでした(•̀ᴗ•́)و

基本データ

■ マメ科  耐寒性宿根草
■ 学名 : Lupinus
■ 花期 : 初夏
■ 草丈 : 40㎝~(品種により異なる)
■ 株張り : 20㎝
■ 耐寒性 : 強い
■ 耐暑性 : 普通
■ 日照 : 日向~やや半日陰
■ 原産地 : 地中海沿岸・アメリカ北部、南部、南アフリカ等
■ 土壌 : 水はけの良い土壌
■ 増やし方 : 種まき

育レポ

生育環境

kikoriは、6月20日に種まきをして苗を育てました。種は一晩水に漬けておいたら翌日には発根していたので、慌ててセルトレイに植えました。

ルピナスの種
本葉が出たルピナス

発芽率は、かなり良く、ほぼ100%だったと思います。種まきした時の写真があまりないのですが、生育は非常に良かったです。

フェンスの前に植え付けたルピナスの苗

少し窮屈めに苗を植え付けました。雑草防止です。ここは、土が悪く、砂利と砂が混ざったような場所ですが、砂利をおおまかに取り除いたくらいです。通りに面し、斜面になっているため、土を掘ったり入れ替えたりという事が難しい場所でした。

しかし、そんな場所でも、さすがマメ科!さすがルピナス様!あんなに小さかった苗が!翌年には、こんなに立派な花を咲かせてくれました!(写真↓)

フェンスの前に群生したルピナス

圧巻~♪超、お気に入りの眺めですヾ(*≧∀≦)ノ゙

通りから見える場所なので、道行く人も楽しめたらいいな~と思ってここに植えましたが、大正解でした~\(^_^)/

窮屈目に植えすぎたかな。少し抜いて別の場所に植えよう♪

暑さと寒さについて

kikoriが種まきした種の袋には、「霜よけが必要」と記載されていましたが、kikoriは霜よけしませんでした。もしかすると霜でダメになった苗があったかもしれませんが、越冬できた苗の方が、圧倒的に多かったように思います(^▽^)

ルピナスは暑さには強いとは言えませんが、北海道基準で考えると、そんなに弱いとも言えない感じがしています。kikoriがルピナスを植えた場所は、一日中、よく日が当たり、真夏に30度以上になる日があっても、苗は夏越しできていました。水やりは、苗の植え付け後は、しばらくやっていましたが、その後は雨任せでした(*^^)v

肥料について

マメ科の植物の肥料は、ほとんど必要ありません♪詳細は、マメ科の肥料についてをご覧くださいませ♪

成長スピード

ルピナスの成長スピードは、最初は、やや遅めです。種まきをして翌年に花が咲くのが基本なので、少し待ち遠しいですが、初夏に種を蒔いて、越冬させると翌年、グングン延びて6月には立派な花が咲きました。ガーデニングは忍耐忍耐♪

病害虫

まず心配いらないと思います。虫食いもないですし、雨で傷んだりすることもありません。

冬季

地上部の葉は、ほぼ無くなりますが、4月以降、少しづつ芽吹いてきて、6月には花が咲きます。マルチングなども特にしていませんが、日当たりの悪い北側の庭でも毎年出てきます。

どこで買える?

ルピナスの苗は、ほとんど出回ることがないし、苗は1つ400円~500円くらい。たくさん買うには少し高いので、基本的には種から育てることになると思います。種は、ホームセンターやネットで購入できます。kikoriはネットで購入しました。

ルピナス(混合)」と書かれたこちらの種は、発芽率も良く、霜よけせずとも越冬し、翌年、見事に花が咲きました。

ルピナスは品種が様々ありますし、種の袋には一年草または二年草と記載されているものがあり、そちらも北海道で越冬出来るかは、まだkikoriが未挑戦なので分かりません。

寒さに強い「ラッセル」という品種であれば、間違いないでしょう。今年はラッセルの種まきをしてみようと思います。

草花の種や苗についての記載は、本州が基準になっていることが多いので、北海道では育ててみないと分からないものがまだまだたくさんあります。できるだけ、色々育ててみようと思っています。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
おすすめの多年草・宿根草ルピナス