こんにちは!kikoriです。北海道・道東で趣味のガーデニングをしています。今回は、北海道の日向で大活躍する花、「ジニア」を紹介したいと思います。
ジニアとは
特徴
ジニアの魅力は、花数の多さ!百日草と呼ばれるほど、花期が長いことです。品種は色々ありますが、どれもポップなカラーが可愛いです。先始めと咲き終わりの色が違うところも楽しいです。
kikoriが育てた「プロフュージョン・チェリーバイカラー」は、雨に打たれてもへっちゃら!強風にさらされてもへっちゃら!暑さにも強いです。眺めているとこちらも元気をもらえる感じのする花です。病害虫にも強いです。
基本データ
■ キク科 一年草
■ 学名 : Zinnia
■ 花期 : 初夏~秋
■ 草丈 : 40㎝
■ 株張り : 40㎝
■ 耐寒性 : 弱い
■ 耐暑性 : 強い
■ 日照 : 日向
■ 原産地 : メキシコ
■ 土壌 : 水はけの良い土壌
■ 増やし方 : 種まき
育レポ
生育環境
種まきから育てました。種まきしたのが6月下旬と遅かったので、苗の植え付けは7月初旬になり、少し遅かったです。下の写真は苗を植え付けたときです。
1日中よく日の当たる南側の庭に植えつけました。ここの土は悪くはなかったので、特に土壌改良せずにそのまま苗を植え付けました。しばらくはあまり変化がありませんでしたが、1ヵ月後くらいから、グングンと伸びてきました。
上の写真は植え付けから1か月後です。花が咲き始めました。この年は種まきも植え付けも遅かったのですが、8月以降は、どんどん成長して花もどんどん咲いてくれました!
ジニアは、セルフクリーニングという性質を持っていて、「枯れた花を覆うように次の花が咲くので、花がら摘みは必要ない」ようです。これってすごく嬉しい!
上の写真は雨が降ったあと、曇りの日、9月のジニアです。雨の日でも、ジニアのハッキリとした花色が目立ちますね。ジニアの花径は、約6㎝と大きすぎず小さすぎないので、遠くからでも色とともに目立ちます。
雨が降ったあととは思えない。花が全く傷んでいません。ペチュニア等は、雨が降ると花が傷んでしまいますが、ジニアはそういうことが無くて、本当に10月末頃までずっと元気に咲いてくれます。
とにかく雨が降ろうが強風が吹こうが、花が傷むことがありませんでした。気温が36度でも元気に咲いていました。水やりは基本的に雨任せにしていましたが、問題なかったみたいです。
上の写真は10月初旬のよく晴れた日のジニアです。満開で、花いっぱいです。昼間の気温は20度前後ありますが朝晩は6度とか7度とかkikoriの住んでいる道東では10度を切ってきた北海道!
それでも色褪せすることもなく、本当に花もちが良いです。百日草と呼ばれるだけのことはあります。
肥料について
庭植えにしたので何もしていませんが、次々と花が咲いていました。
成長スピード
気温が高くなると調子が上がる感じで、生育には気温が大きく関係していると思います。気温が高いとグングン伸びて、自然にこんもりとして可愛い草姿になります。
病害虫
病害虫に侵されることは一切ありませんでした。花や葉に穴ひとつありませんでした!と、言っていいくらい、被害はゼロに等しかったです。虫と言えば蝶々が来て花の蜜を吸っていたくらいです。
楽しい風景です~。
冬季
寒さには弱いので11月頃には茶色くなって一気に生育が衰えてしまいます。
kikoriは、ジニアが枯れたら少し短く切って、そのまま土に埋めて堆肥にしています。
ジニアは連作(翌年も同じ場所に植える)すると、立ち枯れ病になる(連作障害が起こる)ことがあるようなので、翌年は別の場所に植えるか、プランターで育てるのが良さそうですね。
堆肥(たいひ)・・・稲や落ち葉、生ごみ、牛糞、鶏糞などの有機物を微生物に発酵させたものです。法律上は「特殊肥料」に分類されています。微生物を増やしてくれるなどの働きがあるので土壌改良剤として利用できます。
▶▶肥料の種類と役割
どこで買える?
北海道ではあまり苗が流通していないのかもしれません。なので、ジニアは種から育てています。プロフュージョンの種は地元のホームセンターで買いました。
ネットからだと面白い品種も購入できます。