④水やり

kikori
kikori

こんにちは!kikoriです。北海道・道東で趣味のガーデニングをしています。今回は、ガーデニングの基礎④水やりについてお話します!

水やりで枯れる

草花を育てるにあたって「水やり」は、大事なポイントになります。水やりしているのに枯れてしまったり、乾燥させすぎて枯れてしまったり、その理由と影響、水やりのタイミングをお話します。

決まったサイクルでの水やりはNG

チャッキー
チャッキー

ねぇねぇkikori、僕は朝晩きちんと定期的なサイクルで水やりをしていたのに、花が傷んで枯れてしまったんだ。どうしてなの?

kikori
kikori

あら。チャッキー。それは残念だったね。花の観察は、しっかりしてる?

チャッキー
チャッキー

え?観察?うーん。あまりしていないかなあ、気づいたら傷んでた感じだニャ~

kikori
kikori

ガーデニングあるある~。チャッキーのように水やりしても花が傷んだり枯れたりすることがあるんだ。水やりで植物にどんなことが起きているのかお話するね。

酸欠→窒息→根腐れ

太陽光の役割でもお話した通り、植物は根から水分を吸い上げると同時に呼吸をしています。そのため土の中に水分と空気(酸素)の両方が必要不可欠です。

植物の観察はそこそこに、決まったサイクルで水やりをしていると、水をやりすぎていることがあります。

水をやりすぎると、土の中はいつも水浸しの状態になります。土の中の酸素は、空気の流れや水の流れがある場所に発生します。つまり、いつも水浸しの状態では空気や水の流れが滞ってしまい、通気性、通水性が良くないので植物は呼吸ができないのです。酸素不足になると植物は呼吸できずに徐々に窒息して、いわゆる根腐れの状態に陥っていきます。

チャッキー
チャッキー

なるほど。僕の花は水のやりすぎ➡酸欠➡窒息➡根腐れの状態になっていたんだニャ~

トーマス
トーマス

決まったサイクルで水やりするんじゃなくて、植物をよく観察してから。だニャ!

乾燥しすぎの影響

体温調節ができない

植物は、根から吸い上げた水分を葉の気孔から蒸散して体温調節をしています。水分が足りないと、体温調節がうまくいかずに弱ってしまいます。

栄養が届かない

植物は根から水分と栄養分も吸収しているので、水が足りないと栄養分も届かず、体をシャキッと保つことができず、倒れて、最後には枯れてしまいます。

植物の状態をよく観察する

水やりのタイミング

どんな生き物を育てるときも同じですが、状態をよく観察することが大切です。季節や日によって天気や気温、日照時間が異なるので、植物への一定のサイクルで水やりすることは、好ましいとは言えません。

朝晩、植物をよく観察して、土の表面が白っぽく乾いていたら水やりをしましょう。タイミングとしては、植物がしおれる直前です。

point 土の表面が乾いてからたっぷりと。乾燥する➡水やりするというメリハリが大切です。

kikori
kikori

初めのうちは、いつ、水やりすれば良いのか分からないでしょう。分からないときは、少ししおれてから水をやっても良いのです。毎日観察していると、しおれる直前が分かってきます。

タイミングよく水やりができれば、植物はどんどん細根さいこんを伸ばしてしっかりと根を張ることができます。しっかり根を張ることで、しっかりと水分、栄養分を吸収し、体温調節もでき、呼吸もうまくできるようになり、その結果、立派に成長し、綺麗な花を咲かせてくれます。

細根・・・植物の根の一部で水分、養分、酸素を吸い上げるための部分。太根・中根は、水分、養分の吸収はほとんどせず、養水分を蓄積する役割を持っています。

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ガーデニングの基礎