ラベンダー・ハイデコート・ブルーの種まき【2024】

kikori
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こんにちは!kikoriです。北海道・道東で趣味のガーデニングをしています。今回は、ラベンダーの種まきに挑戦してみます。

ラベンダー畑を想像して、6月に花の付いたラベンダーの苗を植えたのですが、成長がと~っても遅いようで、秋になってもあまり成長していませんでした。それに加えてラベンダーの苗の価格は、1苗300円とか400円とかで、たくさん欲しい時はちょっと高いですね~。なので種から育ててみることにしました。

ラベンダーの種からの生育は、難易度が高く難しいみたいなのですが、どうなることやら~。

種まき作業

種の種類

今回、種まきに挑戦した「ラベンダー」は、「ハイデコート・ブルー」です。

ラベンダーの種まき

寒さに強いアングスティフォリア系(イングリッシュ系)です。北海道では寒さに強い系統が良いですね。

種まきの時期

ラベンダーは成長が遅いので、1月初旬に種を蒔いて3月末以降の屋外定植を目指します。室内での種まき、育苗です。今回買った種の発芽温度は20℃前後。生育温度は15℃~20℃となっているので冬の北海道の室内は、丁度良いのではないかと思います。

1月7日に種まきました。種まきの時期は、早すぎると徒長してしまうし、遅すぎるとシャキッと元気な苗にならないだろうから、種まきの時期が合っているのかなども育てながら検証したいと思います。

準備するもの

■ラベンダーの種
■種まき用土
■セルトレイ
■底面給水トレー(兼作業用トレー)
■ピンセット、爪楊枝
■霧吹き
などを準備。

ラベンダーの種まきに必要なもの

写真には写っていませんが、他にもセルトレイに土を入れるためのプラスチックレンゲ、水受け用トレー、空き容器も使いました。土がこぼれても良いように、作業部屋で作業しました。

底面給水

間引き前の採苗本数約30本と記載されていたので、ラベンダーの種は少なくとも30粒はあると思います。しかし、セルトレイのマスが25個なので、別のセルトレイをハサミで切って30個のセルトレイにして種まき用土を入れました。

底面給水

今回使用した種まき用土は、ホームセンターで購入しました。600円くらい。5Lの小さな袋ですが、雑菌の繁殖で種や苗が傷まないように、種まき用土は新品でないといけないので、これくらいが丁度良いですね。5Lひと袋で、セルトレイ2個分くらいは使えそう。

種まき用土

Amazonの方が少し安かった・・・。

種まき用土をセルトレイに入れましたが、まだ種まきできません。底面給水トレーに水を入れて、下から水を吸わせます。

底面給水トレー

上の写真の赤線の辺りまで水を入れてありますが、吸い込み具合を見ながら足りなければ足していくスタイルです。あまりたくさん入れると後で水を捨てる時、ちょっと大変なので・・・。

上から水をかけると間違いなく土が浮いてこぼれるので、底面給水にしています。しっかり吸水して、用土がしっとりするまで我慢します。ちょっと面倒というか待ち遠しいけど、ここ大事です。

セルトレイ

丸1日経過して、種まき用土がしっとりしました~。それだけで嬉しい(笑)

軽く土を指で押さえて、落ち着かせました。土の中に隙間が多いと、種が奥に沈んでしまうので、発芽に影響が出てしまいそうだと思ったんです。下がってしまった分の土は、足してあります。

種まき

さて、やっと種まきができます。空き容器に種を出してみました。ラベンダーの種、とっても小さいんですね~。空き容器は、お豆腐とゼリーの容器です。ゼリーの容器には水を入れてあります。

ラベンダーの種

爪楊枝の先を濡らして種を付けて用土へ移動しました。爪楊枝の先の黒いのがラベンダーの種です。ゼリーのカップに入れた水で爪楊枝を洗ったり濡らしたりしながら黙々と種をセルトレイの用土に移動していきます。

ラベンダーの種

1粒1粒、慎重に、丁寧に・・・。数を数えながらセルトレイに入れていきました。別にセコいわけじゃありません(笑)

数を数えながら入れないと、どこに種があるか分からなくなって、同じマスに何粒も入れてしまったり、1粒も入っていなかったりという失敗を防ぐためです。種は全部で45粒でした。セルトレイのマスが30個なので、半分は2粒づつ入っているはずです。はず(笑)

好光性種子

ラベンダーは発芽に光が必要な好光性種子なので、種まき後、土は被せませんでした。

底面給水トレーに水が入ったままだと水分が多すぎて種が腐ってしまうかもしれないので、底面給水トレーに残った水は捨てていますが、仕上げに上から霧吹きで水をかけておきました。底面給水は終了です。一般的には発芽するまでは底面給水するみたいですが・・・。

置き場所

セルトレイの置き場所

底面給水トレーは大きいので、水受け用トレーに入れ替えて、南側の窓辺に移動しました。

我が家には猫ちゃんが2匹いるため、いたずら防止等のためビニール温室で管理しています。猫ちゃんズが寝ている昼間は温室の前面の戸は開けてあります。猫ちゃんズの活動が活発になる夜だけ前面の戸を閉めてあります。

ビニール温室

ガラス越しの日当たりの良い場所です。天気の良い日の日中は暖房いらずの暖かい部屋です。1日を通して20℃くらいです。

種まき後

土の乾き具合を見ながら、霧吹きで水やりしていこうと思います。

種まき後は、水分が多すぎると種が腐る可能性があるけど、発芽までは種を乾かさないようにしないといけないし、発芽までの日数も結構長い。発芽後に、底面給水トレーの水を捨てても、しばらく土の中に水分が残っていそうなので、せっかく発芽した苗が根腐れするかもしれない。

などの心配から底面給水は、やめて霧吹きにしようと思います。「ラベンダーを種から育てるのが難しい」と言われている理由は、きっと種まき後の水やり~発芽後の小さな苗の管理なんでしょうね~。それを過ぎて定植できれば、ほったらかし気味でも良いと思います。

まあ、とにかくべちゃべちゃにならないように、なおかつ発芽までの水分が保てれば良いと思います。あまり難しく考えずに、挑戦!挑戦~♪

発芽まで15日~20日と記載されています。発芽率は50%と記載されていますが、一体、何%発芽するのでしょうか~。未知ですね~。あとは発芽を待つのみ~。ワクワク♪

▶▶ラベンダーの発根と発芽